EQ ビジネススキル

優れたリーダーはEQが高い!低EQは素質なし

優れたリーダーは高EQ

突然ですが、あなたの職場の上司やリーダーは優秀ですか?

リーダーはチームを目標や成功に導くことが役割であり、メンバーの命運を握っているので、優れた人が選ばれます。

しかし、なかには年功序列で自動的に昇格した人などもいて、優れていなくてもリーダーをやっている人もいます。

気になるのが、優れたリーダーとそうではないリーダーの違いについてです。

リーダーにはリーダーシップや決断力、コミュニケーション力、人柄など色々な能力が必要ですが、実はこれらはある一つのスキルにまとめることができます。

それがEQです。

EQ(Emotional Intelligence Quotient)は心の知能指数と言い、簡単に言うと心の賢さです。

優れたリーダーは、このEQが高い傾向にあります。

日本ではEQの認知度は低く、おそらくよくわからない方もおられると思います。

この記事では、EQの基礎知識も含めて次のような内容でまとめてあります。

記事内容

・そもそもEQとは
・リーダーとEQの関係せい
・EQが発揮される場面

 

 

優れたリーダーはEQが高い

EQとは?

EQ(Emotional Intelligence Quotient)は、自分の感情や言動を上手にコントロールしたり相手の感情を読み取とる能力です。

IQ(知能指数)に似ていますが、IQは頭の良さ、EQは心の賢さのようなものです。

詳しく言うとEQは次の4つの能力に分けることができます。

EQの4つの能力

自己認識力
→自分の感情を正確に理解する

自己管理力
→自分の言動を適切にコントロールする

社会的認識力
→他者の感情を正確に理解する

人間関係管理力
→他者と良好な関係を築く

例えば、コミュニケーション能力が高い人やどんな時でも冷静に判断できる人、思いやりがある人などはEQが高い傾向にあります。

一方、すぐイライラする人や感情的になる人、自己中心的な人などはEQが低い傾向にあります。

 

リーダーとEQの関係

EQは、自分自身を適切に行動させる能力でもありますが、一番力を発揮するのは人と接する時です。

EQが高いと人の気持ちを察したり、円滑なコミュニケーションをとることができます。

特にリーダーは、チームを動かす立場で、チームメンバーと良好な関係を築かなければいけないのでEQが必要となります。

具体的には、リーダーの次のような能力でEQが必要となります。

ポイント

・目先の欲にとらわれない
・組織を俯瞰できる
・部下の状態を把握できる
・部下をやる気にさせる

 

目先の欲にとらわれない

目先の欲にとらわれない

当たり前ですが、どの仕事にも必ず目標があります。営業ノルマや生産数、成果報告書など。

この目標は組織が大きくなるほど、規模が大きくなり、達成時期も長期化します。

例えば、新事業の立上げや商品の海外展開など、数年がかりの目標を立てる仕事があります。

この場合、リーダーに必要なのは、遠い先の目標でもそれに向かって組織を動かしていくことです。

ダメなリーダーの例を挙げると、長期的な目標を掲げたにもかかわらず、目標時期を延ばしてでも、目先の短期的なチャンスをものにしようとします。

目先のチャンスを掴むのは悪いことではなく、むしろ必要なことかもしれません。

しかし、本来の目標を無視してまで、目先のことを優先する人はリーダー失格です。

一方、EQが高いリーダーは、常に長期目標が頭に入っているため、目先の欲に対し、衝動的にならず、一度冷静になって考えることができます。

そのチャンスを掴もうとした場合の対価とリスクを試算し、そのリスクを許容できるか熟考したうえでどう動くかを判断します。

優れたリーダーこそ、先の将来を誰よりも見据えて行動しています

 

組織を俯瞰できる

EQは4つのスキルに分類でき、その1つに”自己認識スキル”というのががあります。

自己認識スキルは自分を俯瞰し、自分がどういった状態にあるのかを正確に理解する能力です。

もし組織が時間や人員、お金を費やして取り組んできたことが、間違った方向であれば、その組織へ大ダメージを与えることになりかねません。

そのため、組織が現状どういった状態にあり、方向性が正しいのか、周りとはどんな違いがあるのかを理解することは、組織を束ねるうえで非常に重要です。

組織を俯瞰することのできる目を、EQが高いリーダーは持っています

 

 

部下の状態を把握できる

部下の状態を把握できる

あなたは職場で、理不尽な仕事量を押し付けられたことはありませんか?

EQのスキルの1つに”社会的認識スキル”というのがあります。

社会的認識スキルは、相手や周りの人の感情を正確に理解できるスキルです。

「よく周りが見えて、気が利くな」と思う人は社会的認識スキルが高い証拠です。

このスキルの基本は、周りを”見ること”と”聞くこと”です。

EQが高いリーダーは、部下をよく見て、よく聞き、どういった状態にあるのかを把握しています。

例えば、表情を暗くし、なかなか作業が進まない人がいれば、何か悩みがあるのでは?と察知し話を聞いたり、マスクをして出社した人の健康状態を気にしたりすることができ、
部下全員が仕事に取り組みやすいよう配慮することができます

こうすることで、組織が最高のパフォーマンスを出せるよう、EQが高いリーダーは日々努めています。

 

部下をやる気にさせる

やる気を引き出す

前述したように組織が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、1人1人のやる気を引き出すのもリーダーの役目です。

EQが高い優れたリーダーは部下のやる気を引き出すために”指示出し”と”感謝”のときにある工夫をします。

リーダーは部下に指示を出すのも仕事の1つです。

むしろ、仕事の半分以上は指示とも言えます。

同じ内容ですが、次の2つの言い方だと、どちらが快くYESと言えますか?

「これ資料にまとめといて」
「すまない、明日の2時までに資料が必要で、頼めるのが君しかいない」

全員が後者を選ぶと思います。

EQが高い人は、相手の感情に敏感なため、言い方次第で相手のやる気が大きく変わることを知っています。

具体的には、①腰を低く②目的を明らかにする③必要性を明らかにするこの3つ取り入れることです。

①腰を低くは、いくら上の立場とは言え、上から目線で話さないようにすることです。

部下は人間ですので、雑な言い方をされると腹が立ち、やる気が下がります。

こうならないよう、例みたいに一言「すまない」や「ごめんね」を添えてあげるだけで
嫌な受け取り方はされないでしょう。

②目的を明らかにするは、「なぜその指示に従わなければならないのか」をしっかり伝えることです。

人が行動を起こすきっかけとなるのは、”動機”です。

動機を与えなければ、人は心から動くことができません

そのため、「会議で必要」という目的を伝えることで、やる気を引き出すことができます。

③必要性を明らかにするは、「なぜあなたがやらなければならないのか」をしっかり伝えることです。

目的が明らかでも、他の人でもできる内容であれば、「なぜ自分なのか?」と疑問を持ち、「自分は都合のいいように扱われているのでは」という考えに至ります。

こうなると不信感を抱き、指示を出すたびにやる気を低下させます。

そのため、あなたではないといけない必要性を伝えましょう。

「できる人が君だけ」や「一番詳しいのは君だから」というような言葉を使うと受け手は納得することができ、やる気を引き出すことができます。

もう1つの感謝も、部下のやる気を引き出すのに重要です。

仕事では、リーダーが指示を出し、部下が指示通りに動くのは当たり前ですが人は本能的に頑張ったとき、その努力を認めて欲しい欲求が生まれます

この欲求が満たされなければ、努力する必要性が失われ、結果として仕事のやる気が低下してしまいます。

そのため、リーダーは頑張った部下を素直に感謝することで、その努力を認めてあげる必要があります。

あなたのリーダーは、普段から「ありがとう」を言っていますか?

どんなに些細なことでも、素直に感謝を言えるリーダーは、そのチームで高い成果をあげることができます。

 

まとめ:優れたリーダーはEQが高い理由

EQが高いリーダーの特徴をまとめると次の4つです。

ポイント

・目先の欲にとらわれない
・組織を俯瞰できる
・部下の状態を把握できる
・部下をやる気にさせる

あなたのリーダーは、これらの特徴に当てはまるでしょうか?

1つも当てはまらなければ、あなたはその仕事に不満があることでしょう。

しかし、残念なことに人を変えることはできません。変えられるのは自分だけです

そのため、辛くても、今の無能なリーダーを反面教師とし、将来あなたが優れたリーダーとして、そのチームを引っ張ってください。

 

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