EQ

自己認識で仕事の質が向上。特徴と伸ばす方法

自己認識スキルとは?

自己認識スキルとは、自分の感情や思いを正確に理解する力です。

一見簡単そうに思えますが、十分に自己認識ができている人は世の中の2割以下しかいません。

自己認識スキルが高い人は、感情に流されず、その状況に応じた的確な行動が取れるため、仕事で高い成果をあげることができます

そのため、仕事のリーダーにに必要不可欠なスキルとも言えます。

また、仕事以外のプライベートでも役に立つスキルであるため、自己人認識スキルを身につけることで、人生をより豊かにすることができます。

この記事では、自己認識スキルについての基礎や高い人の特徴、伸ばす方法について解説していきます。

 

仕事の質が上がる自己認識とは?

まず、自己認識スキルを知る前には、EQと言うものを説明します。

EQ(Emotional  Inteliigence Quotient)とは心の知能指数と言われ、自分と他者の気持ちや感情を正確に理解し、状況に応じて自分を適切にコントロールする能力です。

IQが頭の良さであるのに対し、EQは心の賢さのようなイメージです。

EQは4つのスキルに分けることができ、自己認識スキルはそのうちの1つを担います。

EQを構成するスキル

・自己認識スキル
 自分の感情を正確に理解する

・自己管理スキル
 理性的に自分をコントロールする

・社会的認識スキル
 他人の感情を正確に理解する

・人間関係管理スキル
 他人と良好な関係を築くために自分の言動をコントロールする。

自己認識スキルを簡単に言うと、自分を知るという能力であり、EQの土台となるスキルです。

詳しく説明すると、ある物事に対し自分の心がどのように動くかを理解し、そこから自分がどんな考えを持って、どう行動しようとしているかを正確に把握するスキルです。

例えば、次の質問に正確に答えることができますでしょうか?

・あなたの怒りポイントは?
・なぜ怒っているのか?

・最も嬉しい/辛い経験は?
・なぜ嬉しい/辛いという感情になるのか?
・あなたのやる気スイッチは?
・自分を大きく見せたい場面は?
・なぜ大きく見せたいのか?

 

多くの人はこれまで、自分の感情と正確に向き合うことをしたことがありません。

これは習慣がないため仕方がないことで、むしろ身につけるためにはある程度の訓練が必要です。

時間をかけて自分の感情がなぜそうなったのかを、じっくり分析しなければなりません。

時にはネガティブな感情も素直に理受け取るために、辛い経験したときの感情を深掘るのに苦しい思いをするかもしれませんが、その感情の気づきで一歩成長することができます

 

自己認識スキルのメリット

海外のある調査では、自己認識スキルが高い人のうち83%は、仕事で高い成果をあげていることがわかっています。

自分の得意/不得意力を発揮する状況や人間関係を熟知することで、自分が最も高いパフォーマンスを出せる環境や仕事を見極めることができるからです。

また、強烈な感情におそわれた場合でも、感情を整理する習慣を身につけていれば、感情に流された行動でミスを引き起こすリスクを回避することができます。

 

自己認識スキルが高い人と低い人の特徴

 

自己認識スキルが高い人と低い人は、次のような特徴があります。

自己認識スキルが高い人

・感情の起伏が小さい
・逆境や難しい局面においても冷静
・嘘をつかず、裏表がない
・自分の気持ちに素直で、オープンマインド

自己認識スキルが低い人

・感情の起伏が大きく、すぐにイライラする
・言い訳がましい
・すぐに攻撃的な言葉や態度をとる
・人の話を最後まで聞かず、自分の意見を言う
・他人に否定されると、すぐに腹をたてる

 

自己認識スキルが高い人が職場や周囲にいるなら、ぜひその人を観察してみるといいでしょう。
もし、自己認識スキルが低い人の特徴が自分に当てはまるなら、その時なぜそうなったのか振り返り感情を整理する必要があります。
ただ、”自分に当てはまる”と思える時点で、自分を素直に理解できている証拠でもあるので、前向きに評価してみましょう。

自己認識スキルを伸ばす4つの方法


自己認識スキルは、誰でも伸ばすことができます。
ここでは、自己認識スキルを伸ばす方法を4つ紹介します。


負の感情に慣れる

人は誰でも嫌な気持ちになると、その感情から逃げたくなるものです。

まずはその感情から目を背けずに、受け入れましょう

感情を受け入れるとは、その感情が生まれた時に自分を客観視し、”なぜこんな気持ちになったのか””何がこうさせたのか”を考えてみてください。

こうすることで、また同じ状況で同じ感情に襲われた場合でも、どうすれば前に進めるのかを、冷静に考えることができ、壁を乗り越えることができます。


感情を体で感じる

感情が生まれると、その感情に体は無意識に反応します。

例えば、とても嬉しい出来事の時に思わずガッツポーズをしたり、嬉しかった出来事を思い出すだけで自然と笑顔になったり、仕事で大事な発表の前に胃が痛くなったりなど
体は感情に反応して、サインを出しています。

体が出すサインに気づくことで、そこから元となる感情をさかのぼると、より自分を正確に理解することができます。


自分を俯瞰する

ある物事に対してあなたの感情が動いた時、その感情や目の前の状況だけで行動してしまうと、後々取り返しのつかない失敗につながる恐れがあります。

失敗しないためにも、自分を俯瞰して見ることが重要となります。

俯瞰とは、物ごとを判断するときにその一部だけを見るのではなく、対象となる物事や案件から一歩引いて”全体像を捉える”という意味です。

 

例えば、あなたは、明日営業先での大事なプレゼンを控えているとしましょう。

時間がないなか、あなたは部下と一緒にプレゼンで使用する資料の準備を急ピッチで進めているところ、部下のミスで資料を大幅に変更しなければならない状況となりました。

この場合、俯瞰して見ることができなければ、あなたはその時の感情で部下を怒鳴り叱りつけ、雰囲気を悪くしたうえで、明日の準備をしなければなりません。

一方、この状況を俯瞰して見ることができるなら、最も優先すべきは「資料を完成させる」ことだとわかるはずです。

そのためには、何より時間が必要であるため、部下を叱るのに時間は使わず、部下に的確な指示を出すことができるでしょう。

高い成果を出し続ける人は、普段から俯瞰することを習慣化しています。


俯瞰するには、まずは何事にも行動する前に立ち止まって、目先だけでなく、3歩先や周囲の状況について深く考えることから始めましょう。

 

フィードバックを受け止める

客観的に自分を捉えたとしても、周りの人から見る自分とは、一致しているとは限りません。

自己認識スキルは、自分で見る自分”と”周りが見る自分”の違いを小さくするスキルとも言えます。

そのため、”周りが見る自分”を知ることがポイントとなります。

その方法が、誰かにフィードバックをしてもらうことです。

フィードバックしてくれる人は、できるだけ自分について知っている人が望ましく、家族や友人にお願いすると良いでしょう。

また、あなたのマイナスの印象も、包み隠さず素直に教えてくれる人が良いでしょう。

フィードバックを受ける際、腹を立てることがあるかもしれませんが、文句や反論はせず、まずは全部聞き入れ、なぜ腹を立てたのかまで考えましょう

まとめ:自己認識で仕事の質が向上

自己認識スキルは、自分を知るという能力です。

自己認識スキルが高いと、感情的な行動で失敗する行動もなくなり、逆境でも冷静に対象することができるため、仕事で高い成果を出すことができます。

そのためにも、普段から良い感情も悪い感情も時間をかけて素直に受け止める必要があります。

この機会に、自己認識スキルの向上に取り組んでみてはいかがでしょうか?

必ず、今後のあなたの人生で役に立つでしょう。

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