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IT未経験で転職するには頭の良さは必要?立ちはだかる”頭脳の壁”

IT未経験の転職で頭の良さは必要か
管理人(じろー)
こんにちは。当ブログ管理者のじろーです。
愛知県で会社員をしながら、ブログ運営をしています。

私は2017年に新卒で入社した愛知県内のメーカーを3年で退職し、独立系SIerに転職しました。
これまでIT業界は未経験でしたが、当時27歳だった2020年3月〜4月に転職活動を行い、無事に3社から内定をいただくことができました。

 

IT業界は、スマートフォン、5G、VR、自動運転などのように技術が急速に発展している一方、世界的にITエンジニアが不足しており、日本では2030年にITエンジニアが78.9万人不足すると予想結果が出ています。

将来の人材不足を危惧して、どの企業もIT人材を確保するため中途採用枠でも未経験者を募集していますが、ここ数年で未経験の志望者数は急増し、競争倍率は高くなっています

IT未経験の場合、内定までに3つの壁を乗り越えなければならず、そのためにどれだけ準備や対策をするかが重要となります。

この記事では、そのうちの1つである”頭脳の壁”について解説していきます。
具体的には、これから未経験でIT転職を考えている人に向けて、次のような質問に答えられる内容となっています。

・乗り越えるべき3つの壁とは?
・なぜIT転職には頭の良さが必要なの?
・どうやって乗り越えればいいの?
IT未経験者

 

IT未経験の転職で頭の良さは必要か?

なぜIT転職では頭の良さが必要か

当然のことですが、IT未経験の中途採用では、プログラミングスキルやIT知識の有無は問われません。
だからと言って、誰でも採用されるわけではなく、ある評価基準を満たさなければ採用されません。

その評価基準は大きく3項目あり、ここでは”3つの壁”と言っています。

乗り越えるべき3つの壁

IT未経験者が乗り越えるべき3つの壁は次の通りです。

3つの壁

・年齢の壁
・対人スキルの壁
・頭脳の壁

年齢の壁

年齢の壁は、年齢が高いほど選考では不利になるという意味です。
企業は、IT未経験者をこれから育成していきため、年齢が若い人材を求めています。

全部の求人に年齢制限が記載されているわけではありませんが、感覚として29歳以下であることが望ましいでしょう。

それ以上の年齢では、採用はかなり厳しくなりますが全く可能性が0ということではありません。
年齢の壁について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

 

対人スキルの壁

対人スキルの壁は、簡単にいうとコミュニケーション能力が十分に備わっているかです。

ITエンジニアの仕事は、ユーザー(お客さん)が望むサービスやシステムを作り上げて提供することです。

そのため、いかにユーザーの要望を理解し、仕様が漏れなく完成させるかが重要となるため、ユーザーとのコミュニケーションが必要となります。

また、実際にサービスやシステムを作っていくときはチームで協力しながら進めていくため、チームメンバーとのコミュニケーションも必要です。

履歴書や面接で、これまでに対人スキルを活かした業務経験についてアピールすことが大事となります。

求められる対人スキルは、コミュニケーション能力以外にもいくつかの能力があり、詳しくは次の記事でまとめましたので、こちらをご参考ください。

 

頭脳の壁

はじめに言っておくと、ITエンジニアには、非常に頭を使う仕事なので、ある程度頭が良くないとなれません。

具体的には、次の2つを乗り越えなければなりません。

ポイント

・SPI試験や能力テスト
・事前学習

”なぜ頭が良くないといけないのか”を説明し、その後に”頭脳の壁の乗り越え方”について説明していきます。

 

なぜ頭の良さが必要なのか

ITエンジニアと聞くと情報系の専門学校や学部を出ていないとなれないイメージがあるかもしれませんが、おおむね正解です。

ITについての専門知識が求められ、さらにプログラミングスキルが求められるためです。

プログラミングスキルとは、システムやサービスを動かすためにプログラムを作成するスキルのことで、コンピューターが理解できるように特殊な文法やルールに従って作成しなければなりません。

このプログラミングで頭の良さが問われます。
具体的には理系分野で培われる次のような能力が必要です。

・論理的思考力
・情報処理能力
・分析力

 

論理的思考力

論理的思考力は、物事の関係性を順番につなげていく能力です。

例えば、

CO2排出量が増えたから、海水温度が上がった

と聞いても、”CO2排出”と”海水温度”との関係につながりがないため、理解が難しいでしょう。

そのため、

CO2排出量が増えたから、地球温暖化が進み、海水温度が上がった

とすると、"CO2排出"→"地球温暖化"→"海水温度"とつなげることができ、理解することができます。

 

プログラミングでは、作成したプログラムを理解するのはコンピューターであるため、少しでもつながりが切れるとコンピューターはプログラムを理解することができず、サービスやシステムは動かなくなります。

なので、プログラミングには論理的思考力が必要となります。

 

情報処理能力

情報処理能力は、数字や文字を処理する能力のことで、IQをイメージするといいでしょう。

特にコンピューターは基本的に、数字しか理解することができないため、数字に強い必要があります。

例えば、普段使っている10進数(0~9の数字で表現)を、2進数(0と1で表現)に変換したり、ある数字を割り算した時の余りの数で、違うプログラムを動かしたりする場合がります。

 

分析力

分析力は、法則性を見つけたり、ある課題に対して原因を特定する能力です。

例えば、普段の生活で自宅のパソコンがネットにつながらない場合、

・パソコンの設定が悪いのか
・ネット送信の設定が悪いのか
・送信機の電源に問題があるのか
・ネットケーブルに問題があるのか

などのいくつか原因が考えられ、どこが問題なのか特定するために、1つずつ調べていくときに発揮するのが分析力です。

プログラミングでは、少しのミスでシステムやサービスが動かなくなるため、どこが原因なのかを特定したり、もっと能力を上げたいときにどこを変更すれば一番効果的か、などを分析することが求められます。

 

例題

プログラミングで頭をどう使うかのイメージとして、例題を示します。

例えば、パソコン画面に”0”から”9”を表示させたい場合

画面に"0"を表示しろ
画面に"1"を表示しろ



画面に"9"を表示しろ

とすると、パソコン画面に"0~9"は表示されますが、同じような命令を9回も書かなければならないため、ムダが生じプログラムが長くなってしまいます

また、この後に"5~11"までの表示に変更したい場合は、いらない行を消したり、変更する手間も多くなります。

そのため、よりスマートなプログラムにするためには、

① "数字x"を"0"とする
② 画面に"数字x"を表示する
③ "数字x"に"1を足す"をする
④ ①~③までを"数字x"が"10"になるまで繰り返す

とすると、4行で"0~9"までを表示させることができ、あとで修正もしやすくなります。

このようにプログラミングには、頭の良さが必要となります。

ついでに言うと、上の例文は日本語で書きますが、実際のプログラミングでは数字とアルファベットのみを使うため、英語に拒絶反応がある人はさらに高い壁となります。

 

頭脳の壁を乗り越えるには

頭脳の壁を乗り越えるには

次に、頭脳の壁を乗り越える方法について説明します。

SPI試験・能力テスト

IT未経験の主な採用選考の流れは次の通りです。

【書類選考+SPI試験(能力テスト)】 → 【1次面接】 → 【最終面接】

最初に書類選考と合わせて、SPI試験もしくは能力テストが実施され、ここで最低限の頭の良さがあるかが評価されます

私は、転職活動で約5割の企業でSPI試験もしくは独自の能力テストを受けました。

SPI試験が実施された選考では、非言語テスト(数学)構造的把握力テスト(論理力)に合格する必要があり、非言語テストは計算の仕方などの対策が可能ですが、構造的把握力は文章を正確に読み取り、適切な回答を選ぶものなので対策のしようがないありません。

強いて言ううなら、ネットや参考書等で模擬問題をといて問題に慣れておくことをおすすめします。

 

独自の能力テストは、面接と同じ日に企業先で受けるペーパーテストです。

内容は、漢字の読書きSPI試験の非言語テストに似た問題でした。

こちらもSPI試験の対策をしておけば、問題ありません。

しかし、なかには10進数を2進数に変換する問題など、高度な数学問題を出題する企業もあります。
これに関しては、対策のしようがないため自分のこれまでの知識で解くしかなく、おそらく本来の地頭の良さを評価するために出題していると考えられます。

 

事前学習

IT未経験での中途採用では、ほとんどの企業で入社直後に研修がありますが、だからと言って入社後に勉強すればいいと言う考えでは内定はもらえません

頭脳の壁では、SPI試験よりもこの事前学習の方が圧倒的に重要です。

なぜなら、勉強していない人よりも、すでに自ら勉強している人の方が、入社後に戦力になりやすいため、採用の可能性が高くなります。

ここ数年でIT未経験での転職志望者数は増加しており、事前学習のハードルはどんどん高くなっているため、これから転職を考えている人は十分な事前学習が必要になります。

 

具体的にすべきことと、ボーダーラインとしては次の通りです。

ポイント

・プログラミング学習
→ web系:ポートフォリオ作成
業務系:Java Bronze取得

・IT資格の勉強
→  基本情報技術者取得

履歴書の保有資格欄や自己PR欄で、これらについて書くと強力なアピールとなります。

 

プログラミング学習

ITエンジニアは、プログラミングスキルが生命線となるため、事前に勉強し、すでにある程度のスキルがあると選考で非常に有効になります。

ここで少しやっかいなのが、プログラムを作るプログラミング言語は多くの種類があり、作るサービスやシステムによって扱うプログラミング言語が変わるところです。

なので、志望するIT企業で使われるプログラミング言語について学習しなければなりません

IT技術で作られるサービスやシステムも多くありますが、未経験者が携われる可能性が高い種類とそこで勉強すべきプログラミング言語を紹介します。

 

【Web系】

Web系は、Webブラウザを介して利用するアプリケーションです。
わかりやすい例で言うと、TwitterやFaceBookなどのSNSやGoogle、AmazonなどのWebサービスです。

使用する言語には、HTML、CSS、PHP、などがあり、この3つを勉強し、実際にホームページなどのWebサイトを作ると、選考で良いアピールができます。
自分で作ったWebサイトをポートフォリと言い、自分の力量を示すものとなります。

勉強方法は、”Progate””ドットインストール”などの教材サービスの活用をおすすめします。
費用も月1,080円と低コストで学習できます。

独学が不安な方は、プログラミングスクールに通うと良いでしょう。
転職に向けて、ポートフォリオ作成を目的としたカリキュラムもあり、安心して学ぶことができます。
デメリットとして、費用が高いことが挙げられます。

 

【業務系】

業務系とは、企業で使われる勤怠管理システムや、生産管理システム、金融システムなどのシステムです。

使用する言語は、Javaという言語が多く、Javaは業務系以外でも広く使われており、世の中で最も使用されている言語であるため、業務系にかかわらず勉強しておくと自分のためになります。

勉強方法は、上と同じく”Progate””ドットインストール”などの活用ですが、独学ではどれくらいのスキルがあるか判断しずらいため、プログラミングの資格を取得しましょう

IT未経験者におすすめなのが、Java Bronzeと言うJavaプログラマー向けの資格です。
このJava資格にはBronze → Silver → Goldと3ステップあり、一番下のBronzeはJavaの基本知識を有する証明となります。

問題集とBronze用の参考書を使って1ヶ月も勉強すれば、誰でも取得することができます。

 

また、余裕がある人はBronzeを飛ばしてSilverを取得すると、極めて高い評価を得ることができます。

Silverは、入社後の研修で取得を目標とするぐらいのレベルにあり、未経験からの独学でも1~2ヶ月あれば十分狙える資格です

IT資格の勉強

ITエンジニアは、プログラミングスキルに加え、ITに関する専門知識を身につけなければなりません。

そのため、事前に勉強して知識を習得をしておくのも良いアピールとなります。

これもどれくらいの知識があるかを証明するために、ITの資格を習得することをおすすめします。

IT系にも国家資格があり、未経験者が狙えて良い武器になるのが”基本情報技術者”です。

この資格は、IT全般の専門知識や会社経営など幅広い知識を持っていることの証明になります。

難易度はそこそこ高く、未経験者なら2~3ヶ月勉強すれば取れるレベルです。

ちなみに、基本情報技術者の下のレベルに”ITパスポート”と言うものがありますが、こちらはレベルがガクッと下がってしまうため、取得しても選考では大したアピールにならないため、取得することはおすすめしません。

 

まとめ:IT未経験の転職で頭の良さは必要か?

IT未経験での転職には”年齢の壁””頭脳の壁””対人スキルの壁”の3つの壁を乗り越えなければなりません。

ITエンジニアでは、プログラミングを理解しなければならなず、それには次のような能力が問われます。

・論理的思考力
・情報処理能力
・分析力

 

実際の選考では、”SPI試験(能力テスト)”と”事前学習”で評価され、事前学習としてやるべきことは以下2つです。

・プログラミング学習
→ web系:ポートフォリオ作成
→業務系:Java Bronze取得

・IT資格の勉強 
→  基本情報技術者取得

 

 

 

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